見慣れた雲の裏側は新しい世界

毎日まいにち、
何十回、何百回と見ていて、
知っているつもりでも、
実は見えていない部分が
たくさんある。


頭上に浮かぶ雲だって
すっかり知った気でいるけれど、
いつも見ているのは片側だけで、
太陽に照らされる上面のことは、
実はよく知らない。
見ているようで、
ほんの一面しか見えていない。


自分のことだって、
自分の背中や後頭部なんて、
まじまじと見ることは出来ないし。


全て見たつもりでも、
夜がきて朝が来て、季節が変われば
またコロコロと移ろいでゆく。

違う角度があることを、
違う見え方があることを、
忘れずにいたい。

ふらっと旅人 / Flat Tabibito

どこか遠くへ、 「ふらっと」旅をした時のこと。 日々の暮らしの中でも、 「ふらっと」入った新しいお店、 「ふらっと」気の向くままに歩いて巡り合った景色。 遠くのどこかも、すぐ近くのあの場所も、 私にとっては同じ旅をすること。 「ふらっと」軽やかな気持ちで、そして、日常も、非日常と捉えられがちな旅先も、実はひとつながりなのだよ、という意味を「flat」に込めて、綴っていきます。

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