見慣れた雲の裏側は新しい世界
毎日まいにち、
何十回、何百回と見ていて、
知っているつもりでも、
実は見えていない部分が
たくさんある。
頭上に浮かぶ雲だって
すっかり知った気でいるけれど、
いつも見ているのは片側だけで、
太陽に照らされる上面のことは、
実はよく知らない。
見ているようで、
ほんの一面しか見えていない。
自分のことだって、
自分の背中や後頭部なんて、
まじまじと見ることは出来ないし。
全て見たつもりでも、
夜がきて朝が来て、季節が変われば
またコロコロと移ろいでゆく。
違う角度があることを、
違う見え方があることを、
忘れずにいたい。
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