こころ震える

先日、久しぶりに飛行機に乗りました。

コロナ禍だったこともあり、気が付いたら約3年ぶりの飛行機への搭乗でした。

夕方の搭乗でしたが、日はまだまだ高く、
窓越しに外の風景を楽しんでいました。
飛行機には、これまで幾度となく乗ってきているのですが、久しぶりの飛行機から見える天上の風景は、とても私にとって刺激となるものでした。

どこまでも果てしなく雲が続いている光景、地平線、そして地球が球体だと分かるような風景。

ああああ!!!!

地球の雄大さを、ひしひしと感じ、
その受け取ったダイナミックさは、もう私の感動センサーの上限を振り切ってしまい、ただただ涙として表現されていました。

どうして、こんなにも美しいのだろう。

そして、どうして私はこんなにも涙を流しているのだろう。

もう勝手に涙が出てきてしまうから、無理に止めることもなく、流れるままに流していたのだけれど、

…湧き水のように止めどなく溢れてくる(笑)!!

我ながら、
『ただの雲の空と太陽で、こんなにも感動きるなんて、お得なヤツよのぉ』と、自分にツッコミを入れてみたり、

『この泣き面、ぜっったいにCAさんに見られたくない!だって、理由が、外の風景に感動しているからって、なかなかヤバいヤツじゃん?』と、マスクで頑張って隠してみたり(笑)
けれど、次々と現れる美しい光景に、
またすぐ感激してしまい涙が溢れてしまう(笑)。

涙、エンドレス!

でもね、こういう地球を感じられるような大規模な風景に身を浸していると出てくるのです「こういうのを見たくて、地球に生まれてきたんだよ」という言葉が。

良く言う、生まれる前の記憶やら、前世のことなんて、残念ながら分からないタイプの私なのですが、それでも、人智を超えた雄大な自然が織りなす光景を目の前にすると、地球に来れて良かったと思うのです。

太陽の光、酸素、
水があるからこそ生まれる情景。

一刻一刻と移ろいゆく光景は、
もうそれだけで私には最高のエンターテイメントなのですよ!

地球を感じられること、

地球にいることを体感できるような
雄大な自然に浸れること、

それが、私の感動感激ポイントなんだ。
生きる糧というか、この世に生まれてきた大切な目的の1つなのかもしれない。

心が震えすぎて、涙が止まらなくなって、
思い出したことでした。

着陸寸前で見えた田んぼの風景も、パッチワークのようにこれまた美しくて、やっと落ち着いたのに、また泣きそうになっちゃった。






ふらっと旅人 / Flat Tabibito

どこか遠くへ、 「ふらっと」旅をした時のこと。 日々の暮らしの中でも、 「ふらっと」入った新しいお店、 「ふらっと」気の向くままに歩いて巡り合った景色。 遠くのどこかも、すぐ近くのあの場所も、 私にとっては同じ旅をすること。 「ふらっと」軽やかな気持ちで、そして、日常も、非日常と捉えられがちな旅先も、実はひとつながりなのだよ、という意味を「flat」に込めて、綴っていきます。

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