みんな、時間の流れに乗っている。

久々に会うと、白髪が増えた姿に「わあ、あのおじさんも年をとったなぁ」とか、「こんなに大きくなったんだぁ」とか、まるでドラマを観てるようだと感じるときがある。

そして同時に、自分にも同じだけの時が流れているんだよね(汗、汗、汗)、と感じる。

人は生まれた時から、時の流れという旅に乗っている。

ジェット気流のようなものなのかしら。

その流れに乗ったら後戻りすることはできず、止めどなく前に進んで流れていく。

ある人は、その流れに乗って進んでいくことを「老いる」という。
なんだか、そう言われると、世の末に向かっていくようで気持ちが滅入るなぁ。

旅なのだから、「ヨボヨボ歩く体験」「老いに抗いアンチエイジングに励む体験」とか、どれもその歳でしか、その歳にならないと味わえない期間限定のアクティビティーだと思えたら、なんだか楽しくなるんじゃないかしら。

どんぶらこっこどんぶらこっこと時の流れに乗って行くのなら、通過する先々で見える景色を味わいたい。
きっと、その時だけしか味わえないものだから。

ふらっと旅人 / Flat Tabibito

どこか遠くへ、 「ふらっと」旅をした時のこと。 日々の暮らしの中でも、 「ふらっと」入った新しいお店、 「ふらっと」気の向くままに歩いて巡り合った景色。 遠くのどこかも、すぐ近くのあの場所も、 私にとっては同じ旅をすること。 「ふらっと」軽やかな気持ちで、そして、日常も、非日常と捉えられがちな旅先も、実はひとつながりなのだよ、という意味を「flat」に込めて、綴っていきます。

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