夕焼けの問い

週末のこと。

長野で災害ボランティアをした後、
友人と会えることになり、待ち合わせの駅へ。

電車を降りると、何ということでしょう。

空が、大変美しいことに!

電車に乗ったときは、もやっと曇ったような空だったので、ビックリ。


今日のご褒美だね〜(←都合よく、解釈w)

飯綱、戸隠連山、黒姫、妙高、斑尾…

思い出のある一山、一山のシルエットが、クッキリ浮き上がり、ほれぼれする、かっこ良さ。


空の色のグラデーションも刻々と変わる。

人が少ないガラガラの駅のホームで、天空のエンターテイメントを楽しむ贅沢さ。


あれ?
長野にいた時、私、こんなに綺麗な夕焼けを見た記憶がない…?!

こんな開けた場所に、普段、いなかったから??
ん、何で??


ふと、時計を見て納得。


ちょうど、この時間は、
オフィスの中で忙しくしていた時間。

パソコンの画面と、
にらめっこをしていたんだよ(T . T)

ブラインドがいつも閉まっていたので、そりゃ、外も見えないから気が付かんわけだ…>_<


自然に関する仕事をしていて、日々の大自然の美しさに気がつけない虚しさ。





新卒の頃。

勤務先のオフィスビルから、
夕日が沈むところが見えたのです。

ある日、きれいな夕陽を見て、「私はこんなビルに籠もって何をしてるのだろう。」と、虚しくなり、色々考えました。


で、改めて進学をして、
自然業界に入ったのです。


が、気がついたら、
また室内にいた(笑)!!

まぁ、今のご時世、どんな仕事でも、パソコンに向きあうことは、ほぼ必須ですが。



どういう風に1日を生きたいか。

どんな人生で在りたいか。



大好きな夕焼けの時間が、
久しぶりに、問うてくれました。

ふらっと旅人 / Flat Tabibito

どこか遠くへ、 「ふらっと」旅をした時のこと。 日々の暮らしの中でも、 「ふらっと」入った新しいお店、 「ふらっと」気の向くままに歩いて巡り合った景色。 遠くのどこかも、すぐ近くのあの場所も、 私にとっては同じ旅をすること。 「ふらっと」軽やかな気持ちで、そして、日常も、非日常と捉えられがちな旅先も、実はひとつながりなのだよ、という意味を「flat」に込めて、綴っていきます。

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